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2009年3月

環境に流されるということ

 4月からスーパー等でレジ袋の有料化が実施されるため、今、あちこちのショッピングセンターではお買いもの袋(エコバック)がたくさん並んでいます。その種類は様々で、デザインも多彩。エコバッグ商戦sign02ここにきて急にsign02って感じです。でも、女性を中心に多くの人がマイバックを持っている姿を見ると、嬉しい気持ちになりますhappy01

 思えば私がドイツに留学していた今から20年以上前。ドイツではすでに驚くほど環境対策が進んでいて、留学したての頃生活の中での様々なルールになじむのに一苦労した覚えがあります。ごみステーションには何種類もの色分けをした大きなボックスがあったし、節電、節約はもちろん、レジ袋は有料。スーパーでも、パックに詰められたものなどほとんどなく、なんの知識もなかった私は、逆に「日本より遅れているなあ。」と思ったくらいです。日本では無料でくれて当然のレジ袋に「なんでお金を払わなきゃいけないの?」とも思いました。でも、そういう環境に設定されていれば人は当然の如くそうするもので、買い物には使用済みのレジ袋を何度も持って行って使っていたし、買い物が多い時は段ボールに詰め込んだりしていました。あの頃私は、ドイツ人の中でドイツ人と同じくそのルールに従っていたものでした。でも、日本に帰国して、日本がそうでないと、またまた元に戻ってしまう。日本人の環境に対する意識や取り組みはとても遅れていて、すべてにおいて豊か=贅沢な暮らしをしてきてしまったのだと思います。今になって、ドイツがいかに環境問題に先進的な国であったかを思い知らされています。人が生きていくのに最も大切なものを優先して生活すること・・・世の中が物質的に豊かになり続けていく以上、昔のような環境を守り続けるためには、なんらかの制約(ルール)がある中で取り組むしかないのだろうとも思います。

 近年、環境問題が大きく取り上げられている中で、マイバックで買い物をすることは率先してやってきたつもりですが(camera写真のとおり、お気に入りのマイバックがたくさんあるのです)、それ以外にも生活の中で自らが取り組めることがたくさんあるはずです。地球人の一人として気を引き締めて取り組まなければrock

Ecobag1

pencil環境先進国ドイツ 

 http://www.german-consulate.or.jp/jp/umwelt/alltagsleben/index.html

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懐かしい場所

 私は最近、とある事情で、子どものころから親しんだ実家近くの幾久公園によくでかけています。小学生のころは、連合体育大会や国体鼓笛隊の練習があった場所。写生にも行ったし、冬はスキーの授業で雪が積もったスタンドから滑り降りました。2003年にリニューアルした福井県立歴史博物館と共に公園として整備された今も、地域の人がさりげなく訪れる市民憩いの場所です。昔、裸足になってよく走ったグラウンドは、少し小さくなったような・・・高校陸上部の監督らしき先生に声をかけて尋ねたら一周300メートルだとおっしゃっていました。朝早くから、散歩、ウォーキング、ランニング、ゲートボールをする人が集まり、お天気のいい日には家族ずれが楽しく過ごしています。歴史博物館も楽しく大好き。昭和30年代のコーナーは何度観ても笑みがこぼれてしまいます。Ikuhisaground0903251Ikuhisaground0903253

 

 

 ぶらり出かけて心が和む懐かしく大好きな場所です。春の花、連翹(れんぎょう)も沈丁花(じんちょうげ)もきれいに咲いていました。Rekishimuseum090325_2 Rengyo090325Jinnchoge090325

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もう、菜の花

 九頭竜川堤防の土手にもう菜の花が咲いています。川の流れも菜の花も、もう春の色tulip

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卒業式

 今年もまた卒業式を迎えました。学部の4年間、あるいは大学院まで6年間指導した学生たちが巣立っていく日です。今日は、午前中の式を終え、午後、学生たちが研究室に挨拶に来てくれました。大学院まで6年間、まるで私の娘のように育てた(?)東京出身のRちゃん、4年間、皆の人気者だった静岡出身のS君。そして他のクラスの学生たちも皆来てくれました。この春卒業・修了する学生たちは本当によく学んだ学生たちでした。様々な活動にも参加してくれて思い出をたくさんsign01笑顔で送り出そうと思ったけれど、やっぱり胸がいっぱいになり、涙がたくさん出ましたweep。でも、でも、本当に卒業おめでとうcherryblossomsign03Sotsugyoshiki1_2  Sotsugyoshiki2

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古いものの良さ

 今日は、ランチタイムに小さな講演を頼まれました。講演と言っても、私の場合はピアノのある所ではなるべくお話と共に音を聴いていただくようにしています。今日は、お昼時、そして、春のイメージで「高木裕美おしゃべりピアノ ~弥生・三月・音語り~」と題して、ショパンと邦人作品を織り交ぜながらお話ししました。なんだかいつもに増して快適に演奏できたその理由は、お客様がとても熱心に聴いてくださったこともありますが、私が大好きな楽器、今はもう製造されていないヤマハCSタイプのセミコンサートグランドピアノ(1970年代に製造)だったからです。大学に1台同じタイプがあって私のお気に入りですが、なんとも中音から低音の響きに深みと独特の美しさがあって、現代のピアノにはない魅力があるのです。鍵盤も指になじんでくれて、ショパンのハーモニーをバスで支える時、あるいは、メロディーを歌わせる時、私の想いを叶えてくれました。

 ピアニストは会場で初めて出会う楽器を短時間で理解し、自分の味方にしなければいけません。すばらしい内容のピアノなら万々歳、そうでない場合も、その楽器の特性を理解して最大限に使いこなさなければいけません・・・これもまた面白いですが・・・。どのブランドも、新しいものは確かに性能がいいのですが、何年も使い込まれた古いものには、深い味わいや音の鳴りの広がりがあって好きです。もちろん人間と同じように、楽器が歳をとっている分、ちょっとしたことで調子を悪くしますから、調整やメンテナンスは重要ですが。私がいつも録音をしているカナダ放送協会のグレン・グールド・スタジオにあるニューヨーク・スタインウェイ(通称・オリバー)は1968年製造のものですが、2002年の録音で弾いて惚れこみ、2006年にもまたその楽器を弾きました。素晴らしい音響も手伝って心の奥に響く名器です。また次の録音の時もあの楽器を弾きたいので、長生きしてほしいと心から思っています。古いものの良さ、年を重ねた本物の魅力・・・私もじっくり年を重ねて、味わいあるピアノを弾けるようになりたいと思いますconfident

(高木裕美CD http://homepage2.nifty.com/funfan/e-shop/e-shop.html

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春・春・春

  なんだか急に暖かくなって気温が20度を越え、春を飛び越えた陽気です。朝、家の周りをランニングしたら、つくしや春のお花がたくさん。小川もさらさら。 Tsukushi Hana0903172Hana0903171Ogawa_3

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春の風景

 いつもより早い春の訪れに、あちこちに春を探す今日この頃。通勤時に毎日お目にかかる九頭竜川や田畑も春の色。Kuzuryugawa090319_3  Kuzuryugawa090318_4  

 

 

 ショッピングセンターのお花屋さんも春色たくさん。Hanaya

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早春の夕暮れ

 ここのところ寒さがぶり返し、ちらちら雪も舞って、今日は日中の気温が7度ほど。気持ちは春ですが、まだまだ油断禁物、コートが手放せません。夕方、帰り道のドライブ、ずいぶん日が長くなったなあ・・・。昼間の曇り空から一気に空が晴れ上がり澄みきって綺麗。夕日がちょうど海に沈みそう、一生懸命追いかけたら、午後5時58分、真っ赤な太陽が海にジュッと沈みました。 Yuuhi0903111Yuuhi0903112

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今シーズン、一回ぽっきり

 3月に入っても、スキー世界選手権の模様をテレビで楽しむことができます。2010年冬のバンクーバーオリンピックに向けて、日本人選手もテンションを上げて大活躍です。

 例年より早く春がやってきた感じ、12月生まれ、雪が大好きな私にとって、この冬の雪の少なさにはちょっとさびしい気がしています。私は、今シーズンは2月半ばにスキージャム勝山で滑ったのみ。スキーの腕前は別にして、白銀の世界の美しさ、肌に突き刺さるような空気の中で滑りおりる爽快さは格別ですsnow。一回ぽっきりでしたが、バンクーバー在住のおのまさんが我が家を訪ねてくださったお陰でスキーに出かけられて、「感謝!」でした。あともう一回くらい春スキーができたらいいなあ・・・snowboardSkiijamkatsyama20092_4 Skiijamkatsyama2009102121_3

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直向き(ひたむき)さ

 3月7日、学生たちの自主企画による卒業演奏会を聴きました。6名の学生たちは、それぞれの専門分野を修めた上で、学生生活最後の記念に大きなステージに立ちます。教育者を目指して入学し、それぞれが専門家になるためにゼロから新しいことに取り組み、成長してきました。一人一人、心をこめて演奏する姿を見ながら、様々な思い出が音楽と共に流れていきました。演奏後楽屋を訪ねたら、学生たちが私の胸に飛び込んできました。あふれる涙の中にやり遂げた後の晴れ晴れとした美しい表情がありましたgood

 そして今日は、小学生から高校生までのピアノの演奏を聴く仕事がありました。優劣をつける仕事は決して好きではありませんが、でも、私にとって子どもたちの音楽への取り組みに接することができる貴重な時でもあります。仕事のあと、今日はなぜか疲れを感じない良い気分。皆、丁寧にお辞儀をして楽器に向かい、直向きにピアノを弾く目がきらきらしていましたshine。どの子も、「ピアノが好き!」と顔に書いてあるような素直で誠実な演奏・・・とてもいい表情をしていて、満足感にあふれていました。

 それぞれの環境や想いや力や進度の違いがある中で、それぞれがひとつのことを直向きにやるということ、やり続けるということ・・・若い、エネルギーあふれる演奏を聴きながら、いくつもの選択肢のある今の時代に敢えて音楽を学ぶこと、ピアノを弾くことの本当の意味を感じる、幸せな気持ちになる二日間でしたconfident

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もう一度、ボン・ボワヤージュ!(良い航海を!)

 2月27日、今シーズンのウィークエンドコンサートの最終回は満席のお客様をお迎えして無事終了しました。大学院2年生による弾き納めとあって、後輩や卒業生、ご家族やお友達、幅広いお客様が集い、約40分近い「展覧会の絵」の演奏に熱心に耳を傾けてくださいました。

 専門的に勉強している者にとっても奥の深い作品なので、全曲を通して聴く機会の少ないお客様のために、演奏の前に作品についてのキーワードや演奏者の想いをお話しました。時間の長さを感じさせない集中力のある熱演の後、「6年間お世話になったウィークエンドコンサートのファンの方々に聴いていただけて幸せです。またこの会場に戻ってきます。」と涙ながらに話してくれた森安さん。本当におめでとうcherryblossom

 彼女のこれまで功績を称え、労をねぎらうために、みんなで考えたサプライズは、森山直太朗氏の「さくら」の合唱notesと、ティパーティcafe。この活動に関わってくれた学生達の卒業のお祝いと今シーズンの活動の成功に乾杯sign03 Wec0902275 Wec0902271_6 Wec0902272_4    Wec0902273_3Wec0902274_2

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ひな飾り

  私が生まれてすぐに、今は亡き祖父が買ってくれたひな飾り。当時はそう簡単には手に入らなかった大事なおひな様なのに、ここ何年も押入れの奥にしまいこんで飾ることがありませんでした。毎年気になりながら、気がつくと雛祭りが終わっていました。今年は、父に無理に頼んで、整理も兼ねて押入れの奥の方からいくつもの箱を出してもらいました。古い古いお人形たち。でも、不思議とその顔や表情に見覚えがあり、記憶がよみがえって懐かしい気持ちになりました。飾りつけのお道具がなかったり、壊れたりもしていますが、幼いころから愛着のある私の雛人形が今年は弥生三月、綺麗に並んでいます。

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