パープル トリオ
梅雨末期の豪雨被害があちこちで出ているニュスが流れていて、この日の福井も朝から強い雨が降っていました。湿度も高く、嫌な天気。ところがウィークエンドコンサートの始まる前にはすっかり雨も止んで晴れ間がのぞきました。
念願のピアノトリオを組んで、その楽しさに私は幸せ気分。メンデルスゾーンを選んだことがよかったのでしょう。トリオの魅力を自然に、そして存分にわからせてくれる傑作中の傑作。演奏者三人それぞれの個性を出しながら、調和の美しさも楽しめる、本当に名曲です。ヴァイオリンのゆきさんは、きゃしゃなのに、凛とした美しさがあって、音楽が大きい。チェロの宇野さんの温かく大らかな音楽ととても相性がいいのです。ピアノパートは決して簡単ではありませんが、三人で弾けば弦楽器の響きに乗せられてなんだか心地よく流れていくのです
。
7月最初の練習から3週間。前日のリハーサルも「いい感じですね?!」と和やか。同じ時間を過ごし、楽しい会話をしながら、「ああ、いいメンバーだな。」と実感。音響の良い音楽ホールではないのに、いつも以上に音が響きあってそれぞれの楽器が生き生きしている感じ。なぜこんなに自然に息が合うんだろう?と最初不思議に思いましたが、音楽を共にするということは、年齢を超えて、音楽への想い、取り組み、生き方で相通じるものがあればこそ、調和するんだということを感じました。
室内楽にふわさしい空間。私たちと共に、大勢のお客様が集中して演奏に聴き入ってくださったひと時、三重奏の響きが会場いっぱいに響いて、音と人とが一体になった充実感あるコンサートとなりました。
ウィークエンドコンサート![]()
『室内楽はいかが?』
日時:2009年7月25日(土)午後6時~7時
場所:福井大学文京キャンパス・アカデミーホール
出演:牧田由起(ヴァイオリン),宇野哲之(チェロ),高木裕美(ピアノ)
曲目:メンデルスゾーン作曲 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
























